花粉症とは植物の花粉によって、目の痒み・くしゃみ・鼻水・鼻づまり・倦怠感などさまざまなアレルギー症状が引き起こされるものです。
花粉症を引き起こす植物で有名なものとして、スギ・ヒノキ・ブタクサなどがありますが、その他にも数多くの植物が原因となります。
花粉症の症状が起こる時期も原因となる植物によって様々で、例としてスギであれば3~4月、ヒノキは3~5月、ブタクサは8~10月がピークです。
花粉症は、症状が出始める前に治療を開始することにより、症状を軽減しやすくなります。
毎年花粉症にお悩みの方は、ぜひお早めにご相談ください。
花粉症の治療は、内服薬・点眼薬・点鼻薬などを患者さんに合わせて処方していきます。
主に抗アレルギー剤、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の3つに分けられますが、抗アレルギー剤などは効果が出るまでに多少お時間が必要となります。
そのため、花粉が飛び始める2週間前程度からの治療開始が効果的です。
どうぞお気軽にご相談ください。
外出時は、花粉の吸引や付着を抑え、室内に花粉を持ち込まないように心がけましょう。
家にいる時は、外から入ってくる花粉を減らすことと、花粉が家の中に溜まらないようにすることが大切です。
花粉症はアレルギー症状です。そのため、疲労やストレスがたまると症状が出やすくなります。
アルコールや煙草、激辛食品など粘膜を刺激するものを避け、バランスの良い食事と充分な睡眠を取るなどの健康管理を行いましょう。